2002 年 4 月 20 日 (土) 自宅

最近ずっとやっていなかった「最近のお勧め CD シリーズ」ですが、 別にお勧めの CD がなかったわけではなく、 むしろお勧めが多すぎて途方にくれていた、という方が近いです。 最近買った CD はかなりお気に入り続きだったため、 中には元ちとせのように、 なかなか紹介するのを忘れているうちにどんどんメジャーになって、 ついにはオリコン 1 位にまで上り詰めてしまう人もいるしね〜 (^^;。

というわけで、いってみましょう。 まだまだ他にもお勧め結構あるんですけどね。 とりあえず、手近に転がっていた CD から…、 メジャー、マイナー、インディーズ、ジャンルもなにもかも乱れ撃ちということで…。

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篠原美也子 『bird's eye view』 (∞ Records, SPIRAL label, R-0220853, 2002)

篠原姐さんのインディーズ 2 枚目だ。 やったよ、1 枚出ただけでも嬉しかったのに、 何とまあ、2 枚目だってさ! 純粋にピアノ一本 & ボーカルのみという、 インディーズになってからのライブと同じシンプルな構成で、 じっくり聴かせてくれます (ちなみに明日は ON AIR EAST でワンマンライブだ)。

本当にライブでとてもカッコいい track 1 の『夜間飛行』もいいのですが、 何と言っても track 3 の『ここはなんてあたたかくて』、最高です。 「ここはなんてあたたかくて / 全てを忘れてしまいそうで / 今はただ眠ろう / またいつか風の街に出て行く」

本当に篠原美也子さんは、 あのまま音楽の世界からいなくなってしまうには、 あまりに惜しい人でした。 同年代として、より一層のご活躍をお祈りしております (^^;。

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HY 『Departure』 (CLIMAX ENTERTAINMENT, CLCD-20001, 2002)

HY という名前は恥ずかしながら昨日はじめて知りました。 試聴機→レジ直行タイプです (^^;。 この音楽、ジャンルは何になるのかな? ヒップホップかな? ともかく普段あんまり聴かないタイプの音楽なのですが、 そういう好みの問題を越えて、これはいい!、と思います。

沖縄出身の近い系統としては、 最近 MONGOL800 が、とてもインディーズとは思えないバカ売れ状態のようですが、 私は MONGOL800 よりもこの HY の方がずっと好みですね。 っていうか、 下手をすると MONGOL800 よりも売れちゃうんじゃないか、と思ったりします (どうかな?)。 沖縄出身の男 4 人、女 1 人構成です。 沖縄ではかなり有名らしい。また沖縄に行ったらチェックしてみます。

特に、このアルバムの最初と最後にあたる、 「ホワイトビーチ」と「旅立ち」は最高だと思います (なんと「ポケメロ JOY」には既にこの 2 曲の着メロが入っていた。 恐るべし)。 期待して今後の活躍を見守りたいと思います。 北谷やコザあたりでライブやっているらしいんですが、 東京近辺でもやってくれないかな?

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畠山美由紀 『Diving into your mind』(東芝 EMI, BFCA-85008, 2002)

昨日渋谷でライブを聴いたばかりの畠山美由紀のソロ 1st アルバムです。 このアルバム、英語詞の曲の素敵さと、 日本語詞の曲を中心としたそこはかとない歌謡曲の香りという、 一見相反するような要素がとてもよいバランスを保っています。

特に最近は、 古きよき歌謡曲のテイストをいろいろな感覚で現在に出してきてくれる人がいて、 嬉しい限りです。 椎名林檎もそうだし、EGO-WRAPPIN' も多分にその傾向がありますよね。 と、いうわけで、本日発売の畠山美由紀 6 月ライブ、チケット入手成功! めでたい! 来週はニューシングルが出るらしい。

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坂本サトル 『走る人』 (コロムビア, TRIAD COCP 50477, 2001)

何げに、東京百歌だんし組の中でもっとも私がお気に入りだったのは、 坂本サトルさんでした。 このたび、東京百歌の方は卒業ということで、 とっても残念な私としては、 思いついたように CD を買ってしまいました。

まさに拡声器を持ったジャケットデザインのように、 絶叫系ボーカルが魅力の彼ですが、 いつも百歌でアコギ一本で聴いているのとはまた違った感じです。 彼も篠原姐さんと一緒で、 結構私と同じ世代なんですよね〜。頑張って欲しい。

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CORE OF SOUL 『Natural Beauty』(東芝 EMI, TOCT-24740, 2002)

CORE OF SOUL(←開くと音がいきなり鳴るよ) は、 シングル "Photosynthesis" が出たころから、多少注目していたのですが、 正直言って、それほどのものだとは当時は思っていませんでした。

しかし、この 1st アルバムを通して聴いてみると…、いいじゃん。 Track 1 の "Natural Beauty" もとてもいいと思うのですが、 特に Track 4 の "Trash the Pride" と Track 7 の "Sweet Dreams" は、 素晴らしい出来だと思います。 Trash the Pride はシングルになるかも知れなかったとのことですが、 ぜひ今からでも遅くないのでシングルにして欲しいものだと思います。

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YUKI 『PRISMIC』(EPIC, ESCL 2300, 2002)

ジャケ写のポーズがすっかりスタートレックだよー、ということで、 YUKI のソロ 1st アルバムです。 YUKI は JAM の頃がいいのか今の方がいいのかというのは、 かなりいろいろ意見があると思いますが、 私は今の方が好きですね。

特に『プリズム』を最初に聴いたときは、 YUKI ってこういう曲を歌うんだ〜、と素直にびっくりしました。 『惑星に乗れ』とかもいいですね。 ところで、この『PRISMIC』の CF も面白いんだけど、 最近出演しているスペースシャワー TV の CF も面白いと思う今日このごろ。

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鬼束ちひろ 『This Armor』(東芝 EMI, TOCT-24750, 2002)

これまたライブに行ったばかりの鬼束ちひろです。 "infection" はやっぱり染みるなぁ、と思いつつ、 実はなにげに、"Our Song" が気に入っていたりします (^^;。

"LITTLE BEAT RIFLE" は、 このアルバム版のアコースティックバージョンが気に入っています。 この間のライブもアルバム版のアレンジでした。 どの曲もなかなか素晴らしい。

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NUMBER GIRL 『I don't know』(東芝 EMI, CR0019, 2002)

これ、大音量でかけるに限ります。 そうでないとこの人たちの音楽のよさは分からないでしょう (^^;。 んー、 なんか聴いているだけで久しぶりに NUMBER GIRL のライブに行きたくなってきた。 あの向井君の壊れ具合いをまた見てみたい (^^;。

"NUM-AMI-DABUTZ" もとてもよかったので、 どちらを紹介しようか迷ったのですが、 こちらにしてみました。 ところで、映画「害虫」この "I don't know" が使われているそうですが、 一体どんな映画なのだろう。


と、いうことで、かなり CD が豊作の今日このごろでした。 で、今回の厳選イチオシは、 篠原姐さんと HY で決定、 次点は畠山美由紀さんということにさせてください (^^;。


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