2002 年 4 月 20 日 (土) 自宅

以前、ThinkPad X21 上の FreeBSD ではうまく使えなかったために、 いつの間にかザウルス専用になっていた P-in Comp@ct なのですが、 ザウルスが故障してしまったため、 ThinkPad で再び使うモチベーションが出来ました。 ということで、FreeBSD (-current を使用中) もバージョンが上がり、 めでたく P-in を認識するようです。

まあ、今更 P-in ってわけでもないんですけどね。 ThinkPad X21 は、TypeII CF スロットが本体についているので、 すっきりと P-in が収まります。

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作業メモとして /etc/ppp/ppp.conf に関する作業メモを残しておきましょう。 あまり今回いろいろ探したんですが、 どうも P-in を FreeBSD で使うためのまとまった資料が見つからなかったので…。

default:
 set log Phase Chat LCP IPCP CCP tun command
 ident user-ppp VERSION (built COMPILATIONDATE)

 # Ensure that "device" references the correct serial port
 # for your modem. (cuaa0 = COM1, cuaa1 = COM2)
 #
 set device /dev/cuaa4

 set speed 115200
 set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \
           \"\" AT OK-AT-OK ATW1E1Q0 OK \\dATDP\\T TIMEOUT 40 CONNECT"
 set timeout 180                        # 3 minute idle timer (the default)
 enable dns                             # request DNS info (for resolv.conf)

pin-rimnet-yokohama:
 set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \
           \"\" AT OK-AT-OK ATE1&C1Q0 OK \\dATD\\T TIMEOUT 40 CONNECT"
 set authname *************
 set authkey *************
 set phone 045*******
 add default HISADDR

ミソは、若干 dial スクリプトをいじった点にあります。 とは言っても、ATW1E1Q0 を ATE1&C1Q0 に直しただけですけど。 これでちゃんと ppp で接続できています。 昔なら結構快適だと思ったかも知れないけど、 職場のギガビット環境と自宅の ADSL 環境でシャブ漬け状態なので、 遅いなー、と思うことしきり。 でも、一応 Web やメールの軽いチェックには十分使えますね。 快適。

ちなみに、RIMNET は DNS を渡してくれないので、 /etc/ppp/ppp.linkup にこんな感じで書き足しておく、と…。

pin-rimnet-yokohama:
 !bg cp /etc/resolv.conf.rimnet /etc/resolv.conf

で、/etc/resolv.conf.rimnet に、 こんな感じに書いておけば OK ですね。

search rim.or.jp
nameserver 202.247.130.5

よしよし、と…。


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