以前、ThinkPad X21 上の FreeBSD ではうまく使えなかったために、 いつの間にかザウルス専用になっていた P-in Comp@ct なのですが、 ザウルスが故障してしまったため、 ThinkPad で再び使うモチベーションが出来ました。 ということで、FreeBSD (-current を使用中) もバージョンが上がり、 めでたく P-in を認識するようです。
まあ、今更 P-in ってわけでもないんですけどね。 ThinkPad X21 は、TypeII CF スロットが本体についているので、 すっきりと P-in が収まります。
作業メモとして /etc/ppp/ppp.conf に関する作業メモを残しておきましょう。 あまり今回いろいろ探したんですが、 どうも P-in を FreeBSD で使うためのまとまった資料が見つからなかったので…。
default: set log Phase Chat LCP IPCP CCP tun command ident user-ppp VERSION (built COMPILATIONDATE) # Ensure that "device" references the correct serial port # for your modem. (cuaa0 = COM1, cuaa1 = COM2) # set device /dev/cuaa4 set speed 115200 set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \ \"\" AT OK-AT-OK ATW1E1Q0 OK \\dATDP\\T TIMEOUT 40 CONNECT" set timeout 180 # 3 minute idle timer (the default) enable dns # request DNS info (for resolv.conf) pin-rimnet-yokohama: set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \ \"\" AT OK-AT-OK ATE1&C1Q0 OK \\dATD\\T TIMEOUT 40 CONNECT" set authname ************* set authkey ************* set phone 045******* add default HISADDR
ミソは、若干 dial スクリプトをいじった点にあります。 とは言っても、ATW1E1Q0 を ATE1&C1Q0 に直しただけですけど。 これでちゃんと ppp で接続できています。 昔なら結構快適だと思ったかも知れないけど、 職場のギガビット環境と自宅の ADSL 環境でシャブ漬け状態なので、 遅いなー、と思うことしきり。 でも、一応 Web やメールの軽いチェックには十分使えますね。 快適。
ちなみに、RIMNET は DNS を渡してくれないので、 /etc/ppp/ppp.linkup にこんな感じで書き足しておく、と…。
pin-rimnet-yokohama: !bg cp /etc/resolv.conf.rimnet /etc/resolv.conf
で、/etc/resolv.conf.rimnet に、 こんな感じに書いておけば OK ですね。
search rim.or.jp nameserver 202.247.130.5
よしよし、と…。