実は、日常生活用の FreeBSD-current マシン (一応、日常生活用に使うのは危険です) の ports 系をアップグレードしようと思い、 pkg_version -c でスクリプトを作ってみました。 pkg_version -c は便利なのですが、 最近分かってきたのは ports-current のような不整合の可能性がある場所で、 pkg_version -c を何も考えずに使うのは恐い、 ということです。
どうも、 FreeType 関係で最近の ports はちょっといやらしい状況にあるようで、 まだ原因究明は確かではないのですが、 それと、下のような pkg_version -c の出すコードが、 いろいろと悪さをしている気がしてきました。
cd /usr/ports/japanese/linux-netscape-navigator make clean && make && pkg_delete -f ja-netscape-navigator-linux-4.79 make install clean
一部の ports では、make が通るにも関わらず、 make install で失敗してしまうものがあります。 特に、meta ports ではその手のものが起りやすいように思います。 pkg_version -c をその手の ports に適用するには十分な注意が必要なようです。 ちなみに、一晩これではまりました。
それはそうと、 ついでに XFree86 4.1 からバージョンを上げてみた XFree86 4.2 ですが、 XIM 関係がダメダメみたいですね。 kinput2 が全然使えなくなりました。しくしく。 何とか xemacs21-mule から Wnn7 は使えるようになったのですが、 ひとしきり xemacs21 を起動するとコアダンプを吐くような状態になって大変でした。 まあ、.cshrc から
setenv XMODIFIERS @im=kinput2
を抜いたら動くようになったのですが、 結果、当然のごとく IM は使えなくなりました。しくしく。 ちなみに、上の行があると、kinput2 も起動時に速攻でハングアップです。 日本語 tk も使えないようです。 XFree86 4.2 は far east のユーザにはまだ鬼門のようです。