タイムゾーン: -5H 日本との時差: -14H
というわけで、夕食時間になったのですが、 やはり世界で一番熱い寿司ゾーン (^^; という噂のニューヨークでフュージョン寿司を食わねば、 ということにしました。 とりあえずやってきたのは、 Amsterdam Ave. の 80th street と 81st street の間にある「HARU」です。
店の前に、ZAGAT の 23 というレーティングが張ってありますが (ZAGAT の評価基準ってよく分からないからどのくらいなんだか判断が付かない)、 それよりも店頭メニューのなかのこの 「つい typo しちゃったんだろうなぁ〜」という、 "Yakitory" ってスペルが素晴らしい (^^;。ウケた。 ちなみに紙のメニューではちゃんと Yakitori になっていました。
ちょっと待ちましたが、10 分くらいで入れました。 OTEMOTO ではなく、店の名前の入った箸袋。
Onikoroshi とか、Suishin とか、 ブランドものの酒もあるのですが、 それだと日本でも一緒だろうということで、 試しにハウスワインならぬハウスサケで、 どのくらいのものが出てくるのか試してみました。 升に入って出てきたのですが、 わりといい感じの辛口の日本酒でした。
醤油は日本でも飲食店にありそうな醤油さしに入っています。
ということで、日本でも普通にあるメニューは食べない、 というポリシーでオーダーをしていくことに。 基本はフュージョン系のアメリカン太巻き中心 (^^;。 まずは Dragon Roll (上) と Rainbow Roll (下)。 Dragon Roll は、カイワレとお新香を中心に、 アボカドと鰻を回りに二重螺旋スパイラルに巻いてアウトサイドロールにしたもの。 なるほど、鰻だからドラゴンか…。 Rainbow Roll は、カニを中心に、マグロ、ハマチ、サーモン、 エビ等をスパイラルに巻いてアウトサイドロールにしたものです。 これはいろんなネタでくるんであるからレインボーなわけね。
生粋の日本人にはゲテモノ系と思われるかも知れませんが (^^;、 でもネタ自体の活きはとてもよいのです。シャリも合格。 Dragon Roll は鰻に味が付いているので、 調味料をつけずにそのまま、 Rainbow Roll はわさび醤油で食べます。 で、実際食べてみると、これがかなり美味しいのだ。 偏見はいかん!と思う。
しかも店員のお姉さんが、 追加注文の質問やその他サービスをするタイミングが実に丁度よくて外していない。 結構アメリカンなレストランはその辺りアレなことが多い割には、 担当制になっているのでちょっとややこしかったりするけど、 今回担当のお姉さん、エライ (^^;。
これは「本日のメニュー」で名前を忘れた。 ご機嫌になっていたので思い出せない。 エビの上に乗っているのが、オリジナルソースとのことで、 そのまま食ったら、ちょっと??だったものの、 よく見ると横にレモンが付いていました。 レモンを絞るとこれが実にいい感じにソースとマッチします。
これはちょっとよく考えずに頼んでしまった Negimaki。 牛肉とネギを巻いたもので、寿司ではなかった (^^;。 まあ美味しいから、いいか。
で、追加。 Bamboo Roll (上)、Salmon Skin Roll (下左)、 下右はメニュー名は忘れたけどハマチの巻物。
なるほどー、だから Bamboo なのね! という感じの Bamboo Roll は、 先ほどの Dragon Roll から鰻を抜いてさらにアボカドを増やした感じ。 目にも鮮やかなデザインだし、鰻がないからわさび醤油で食べる。 これがうまい。満足。
Salmon Skin Roll は手巻き寿司の中に焼鮭の皮の部分をフレーク状にして巻いたもの。 ハラスとともに、私が鮭で特に好きな部分を単独で巻いてくれるのが実に嬉しい。 わかってんじゃん (^^;。 ハマチの巻物もうまかった。
ということでシメにお茶をいただきました。 もう腹一杯で何も入りません…。 この緑茶がまた美味しい。 ということで、今回のメシ系ではもっとも好感触、 しかも担当のお姉さんきめ細やかで万歳!
ということで、チップを多めに現金で。 こういう時は、サービスに対価が見えるといういい制度だと思うね。