さて、4.5-PRERELEASE を試す続き。 ちょっと最近では標準的大きさだろう 60GB のすっぴんのハードディスク (IBM IC35L060AVER07) を買ってきて、これにインストールしてみることにする。
1999 年の MB だけど、 BIOS は新しくて 34GB リミットには対応していました。 あっけなく認識。CHS は 1024C/255H/63S (1024 はダミーだね) と表示されます。
4.5-PRERELEASE を CD-R からインストール。
Disklabel editor からジオメトリの件で警告。 11915950/16/63 は不正なジオメトリだとのこと。 BIOS セットアップでのジオメトリを入力しろと書いてある。
「G」を押すと「7476/255/63」が初期値に入っている。 255H と 63S が BIOS 表示と合っているから、 たぶんこれで大丈夫なんだろうけど、 いろいろ試してみよう。
BIOS が言っていた通りに 1024/255/63 と入力すると、 8GB の容量として表示されます。
「やっちゃいかん」と警告画面には書いてあったけど、 一応ディスク表面に書いてある通りに「16383/16/63」と入力すると、 やっぱり 8GB と表示されます。 ふーん、なるほど、そういうことね。
どーせ、FDISK パーティションテーブルの正常な構成に必要なのは、 ヘッダとセクタの設定なんでしょ、ということで、 「/16/63」と入力できるかどうかやってみると…0MB になってしまった。
まあいいや、1024C/16H/63S でも、 特にパーティションの作成には問題ないみたいなので、 1024/16/63 と入力しました。
問題なく 60GB の FreeBSD パーティションを作成できました。 なーんだ、結局シリンダ数なんて見てないのね。なるほど。
ports の展開は 300KB/s オーバーです。 やっぱりさっきの 15GB のディスクより速いね。
インストール完了。
dd で /dev/zero を書き込んでこのディスクをいったん潰します。
Windows XP がすっぴんのディスクに、 ジオメトリ関係で何をするか見てみましょう。 手元に MSDN の XP Home と XP Professional があったので、 Professional の CD を使って入れてみましょう。
アクティベーションがなんだとかほざいてるよ。ふう。 ちなみに MSDN 版はアクティベーションしなくても 60 日間使える。 どーでもいいんだけど。すぐ消すから。
dd で書き潰したので、ちゃんと未使用領域 60GB に見えています。
ここに 40GB のパーティションを XP 用に作りましょう。
フォーマットは既に NTFS でやるのがほとんど前提なんですね。
かなり時間がかかるものの、なんとか第一段階インストール完了。
「エキサイティングな新しいデザイン」って…。 XP の画面デザインってとっても鬱陶しくありませんか?
プロダクトキーを入れろと…、使わないから入れないね。 ここで電源オフ。
FreeBSD 4.5-PRERELEASE のインストーラを起動しました。 FDISK partition editor から FDISK の内容を確認します。 XP の FDISK は、ジオメトリを 7476C/255H/63S に設定したようです。 40GB の NTFS が確保されていたので、その後ろのすべてを FreeBSD に割り当てます。
インストールを完了して再起動。 あ、前は Booteasy から F1: Windows NT のように表示されたはずが、 F1: ??? になってますね。 これが boot0 の 512 バイト化の影響なのか…。
mount -t ntfs /dev/ad0s1 /mnt で、 XP のパーティションのマウントもちゃんとできますね。
実はひそかにこんなものまで持っている (^^;。 こんなことでゲイツ様のおこづかいを増やしてやるのはとっても癪だなぁ。