2001/08/31 稚内(1) 「利尻に出発」

さて、朝です。とは言っても若干寝坊しました。朝食は普通に普通のホテル朝食で食べました。ここのホテル朝食は、特に何が個性的というわけではないですが、わりと美味しいですね。

朝に外に出てみました。最近の悪い癖で、旅行に行くときにあまり現金を持たずに飛び出すので、ホテルやメシにたまたま現金払いしたりするとかなりお金がなくなります。ということで、昨日思わず飲んでしまったため、郵便局 ATM で補充。最近の郵便局の ATM は民間銀行と提携していて便利ですよね。

昨日の夜にやってきた海岸に来ました。日の光の下でみると、こんな感じなんですね。

この「ドーム」と呼ばれる建造物は、稚内の防波堤として機能しており、もともと樺太への移民を送り出すための駅として、鉄道が引き込まれていたとかいないとか。

確かに、稚内の駅からちょうどここまで線路を持ってこれるような土地が、駐車場などの更地になって残っています。

少なくとも、現在はここ稚内駅構内が、最北端の線路の果てる場所です。

ちなみに、この線路の先端からドーム方向を望むとこんな感じです。

商店街やその他場所でも、ロシア語が目立つところが面白いです。サハリン、というか樺太との定期便もあるみたいですし…。

利尻 or 礼文の船に乗ろうと、フェリー乗り場にやってきました。今朝ちゃんと早起きして、7:50 の船までに間に合っていれば、利尻と礼文両方回れたのですが、今 (10 時 30 頃) からだともう片方ですねぇ。イメージ的に礼文は花、利尻は昆布、ウニ、という偏見があるので、花より団子な私としては、どちらかといえば利尻、という安直な決断をして、利尻に行くことにしました。

久しぶりに乗船名簿というものを書いて、船に乗りました。

二等船室はこんな感じの雑魚寝部屋です。んまぁ、東海汽船で伊豆七島に行って以来かもしれません (^^;。天気も晴れてきたことですし、甲板にたたずむのが一番気持よさそうなので、甲板に行くことにしました。

ノシャップ岬が見えてきました。船はいよいよ利尻に向って進んでいきます。

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2001 年 8 月 31 日 (金) 稚内 (1)