石狩川沿いから街中を通り、忠別橋を渡ると、美瑛川にかかる両神橋が見えてきます。 この手前を左に行くと、三浦綾子『氷点』の舞台にもなった、 旭川の見本林が見えてきます。
さまざまな国内外種の樹がたくさん植えられています。
中央には美瑛川の土手があり、その左右が林となっています。 とても静かな良い場所です。 前回旭川に来たときも寄ったのですが、その時は雨が降っていたため、 ちょっと残念だったこともあり、今回再度やってきました。
林の中を美瑛川の方に向うと、川のせせらぎが静かに聞こえてきます。
川の方に降りられそうな場所を見つけたので、降りてみることにしました。
美瑛川にやってきました。 静かに流れています。 実は旭川市の美瑛川沿岸の林の伐採計画があるようですが、 無責任な観光客は、そんなもったいないことを…、と思ってしまいます。 まあ、地元には地元の考えがあるのでしょうが…。
さて、見本林を街の方に戻ると、 そこには三浦綾子記念館があります。 ちょっと見て回る時間はないのですが、 ここが大体『氷点』で辻口家があったと設定されている場所のようです (実際はこの少し右奥らしい)。 記念館の前に小説に出てくる場所の地図があったので (前回来たときは気がつかなかったなぁ)、 せっかく足がある今日は回ってみよう、ということにしました (とはいっても、実際は見本林近所の役場や小中学校などは見忘れました ^^;)。 まあ、このサイトでよくやっている、映画ロケ地巡りの延長ということで、 『氷点 1964』巡り、やってみましょう (^^;!
さて旭川市内に逆に戻る方向に進み、忠別川にかかる忠別橋に来ました。 ここから日赤病院が川の向こうに見えますが、 この病院が辻口病院のモデルだそうです。 歩いたら 15〜20 分くらいです。
ここです。
ここからしばらく駅方面に歩くと、 時々出てくるマルイデパートがかつてあった場所につきます。 今は丸井今井の前の Ash. というビルになっています。
啓造が聖書を買った冨貴堂はそのまんま本屋・文房具屋としてあります。
その真っ正面にあるのが三条食堂、 北原がカレーライスを食べに入る地下の食堂です。 でかでかと「カレーライス」と書いてあるのはご愛敬でしょうか (^^;?
夏枝が偶然村井に会う喫茶店「ちろる」。 いやー、古い建物になっていますね。
グリルが出てくる北海ホテル跡。今は日本生命四条ビル。
で、これが六条教会です。 このちょっと左側が辰子の家という設定です。 しかし、ここまであの見本林の場所から歩くのはかなり難儀だぞ。
という感じです、 このページ書くにいたって、もう一度原作を読み直させていただきました。 素晴らしい。 あのテレビドラマは一体どうなってしまうのでしょう?