さて、うちにある自転車のうち、 当の所有者が最近休日に色々と多忙なため、 あまり活用されていないのがこの PEUGEOT Pacific-18 です (実際はドイツの R&M 社の Birdy BD-1 の OEM で、 まあ、折りたたみ自転車の代表格と言ってもよいマシンですね)。 私、これを旅行に持っていくとか、普段乗り回すとか、 使いたくて仕方がなくなっていたため、 「ちょっと手を入れていい?」と訊いてみました。 特に問題はなさそうなので、これから何度かに分けて、 手を入れてみます。 ということで、しばらく使われていなかったので、 まずは空気をちゃんと入れましょう。
このロゴ入りサドル、結構好きなんですけど、 長距離乗るにはちょっと辛いところもあるので、 交換しましょう。
ということで外しました。
この間買ってみて気に入った Body Geometory のサドルをつけてみましょう。 うん、なかなかいい感じ。
次の難関はサイクルコンピュータの取りつけです。 Web で予習したところ、BD-1 へのサイクルコンピュータの取りつけには、 次のような問題があることが分りました。
とりあえず、高いワイヤレスタイプを買ってきて、 そもそもカウントされないのでは悲しすぎるため、 有線タイプのケーブル長を延長する作戦に出ました。 とりあえず、操作性が同じ方が混乱しないため、 機種を今持っているヤツにそろえて、 CAT EYE 社の、ENDURO 2 を買ってきました。
BD-1 のいいところは、折りたたみのちょうつがいになる部分が、 前後のサスペンションの蝶番と一致している点です。 ですが、この特殊な構造が、 サイクルコンピュータを取りつけるには、色々と障害になります。 しかもこの前輪のスポークの張り方、 何と言うか、クロスしていないんですよ (ストレートって言うんでしょうか?)。 普通、自転車の車輪のスポークって、交差して張られていますよね。 BD-1 も後輪はそうなんですけど、なぜか前輪は違うのです。
だから、スポークが交差していることを前提に作られた、 この車輪側の磁石の取りつけもなかなか大変。 いい加減につけてしまったけど、 あとで接着剤か何かを入れておいた方がいいかもしれません。
実は Enduro 2 を買った理由のもう一つは、以前 VTT-905 に取りつけた経験から、 何となくあのセンサー側の止める部分の材質、形状であれば、 BD-1 の四角いフレームにもつくんじゃないか、 と思ったことがあります。 すべてプラスチックで出来ているのですが、 きれいに止められそうです。 フレームの内側に入れるとスポークと接触するため、 フレームの横に出します。 補強用に横をもうひとつ、結束バンドで止めました (ここには写っていませんが、後の写真に写っています)。
さて、これでタイヤを回すとカウントが起こることを確認してから、 遠慮なくケーブルをニッパーで切ってしまいます。
で、リード線 2 本を適当な長さに切り、その間を結びます。 で、絶縁テープでまわりを固めます。 再度タイヤを回して、導通を確認。
付属の螺旋型のケーブルをまとめるやつ (正式な名前は知らない)では、 当然のごとく長さが足りないので、 同じものを別に買ってきて、前ブレーキと一緒に束ねました。 これで、みっともない途中のリード線延長部が全部隠れるという、 嬉しい副次効果あり。 さらに間の数ヵ所を結束バンドでフレームに固定しました。
うん、わりといい感じだね。
サイクルコンピュータにはタイヤの周長を入力する必要があるので、 マニュアルにある通り、CAT EYE のページを調べたのですが、 当然と言えば当然のことながら、 こんな大きさのタイヤのデータはあるはずがないです。
ということで、巻尺で実測しました。135cm。 問題があったら後で修正しよう。
設定完了!
あと、ちょっと興味があったので、 リアサスペンションのバネとなっている、 リヤイラストマーをソフトなタイプに変えてみました (標準が赤、今回買ってきたソフトが黄色、 他にも緑のハードタイプがある)。
さて、効果はどうだろう?
とりあえず、今後はペダルを折りたたみ可能タイプに交換することと、 リアキャリア (どのタイプがいいかなぁ〜) をつけることを予定しています。