さて、嘉手納からたまたまやってきたバスの読谷 (よみたん) 線に乗って、 終点の読谷バスターミナルまでやってきました。 読谷海岸付近にも、沖縄駐留米軍の施設は非常に多いのですが、 途中、バスの右側にあの「象の檻」と呼ばれる、 超低周波アンテナ (でしたっけ？) が見えました。 いや…、本物はでかい。
バスを降りると、いきなりこういう景色が広がっていました。 素晴らしい。
もう少しこの坂を降りると、 より西海岸のコーラルリーフがはっきり見えてきます。 BGM は相変わらず Cocco の『風化風葬』ですが、 あまりに風景にはまりすぎて恐いくらいです。
この坂と反対側の農道に降りてみました。 実にのどかな景色が広がっています。
沖縄県庁の提供する、 沖縄の米軍基地のページを見ると、 なんとこの農道のある農地は、 米軍の瀬名波通信施設の敷地内らしい！ このページには「瀬名波通信施設は現在では小規模となっているが、 かつては読谷村の西側海岸一帯を占める広大な米軍基地だった。 現在は通信用の鉄塔と建物があるだけで、大部分は黙認耕作地である。」 と書かれているが、 「黙認耕作地」というのが要するにこのあたりなのだろう。 しかし、「黙認耕作地」ってのは、なんというか、 おおらかというか、アバウトというか…。(2000/04/07 追記)
あてもなく畑の間を歩いていきます。
この 3m くらいもあるススキ(?)みたいな植物、 何もかも大づくりで素敵です。 でも沖縄って、一般に草は内地より背が高いけど、木は背が低いですね。 なぜか分からないけどちょっと面白い。
さて、これ以上行っても特に何もなさそうなのと、 はっきり言って迷路のような農道に迷いそうだったので、 戻ることにしました。 既に迷っているという説もある :-)。
先ほどの坂道を、海の方に下りてみることにしました。
わお!!
さて、海のところまで下りてきました。 物凄い風が吹いています。 どうやら、あとで聞いたところだと、 内地でいう「春一番」のような風の日だったようで、 この海岸では息ができないほどの豪快な風です。
「生まれ来る風に吹かれて泣いて…」というメロディが合いすぎです。
波打ち際には、貝殻などがたくさんたまっています。
さて、那覇に戻るバスにでも乗りましょう。
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ほそかわ たつみ
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