2000 年 9 月 21 日 (木) 三田

本日購入の [S]Gigabit Ethernet カードその 1。 Laneed の LD-1000/SX。 [S]64bit の PCI カードで、 SC コネクタの 1000Base-SX だ。

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チップセットは Level One の NetCelerator LXT1001BC だ。 残念ながら [S]FreeBSD ではサポートされていない。 そのかわりお値段は 3 万円台後半と比較的お手頃。

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もう一枚は、[S]Netgear の GA-620。これも 64bit PCI の SC コネクタ、 1000Base-SX だ。4 万円台前半。 この会社のボードは、1000Base-TX のものも出回り始めており、 だいたい 1 万円マイナスといった感じ。

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チップセットはヒートシンクに隠れているが、Alteon Tigon 2。 FreeBSD でもサポートされている。

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さて、先日買った 1U のサーバ (Intel ISP-1100) のセットアップを行いましょう。 前面のシリアルポートに、 シリアルコンソールを繋いでみましょう。

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なんと、このマシン、BIOS 画面がシリアルポートにリダイレクトされているのだ! おそるべし Intel の BIOS。

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を、FreeBSD のブート画面が上がってきた。

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しかし、「Booting [kernel] ...」 のところで、 表示が進まなくなってしまった。 そうか、今までは BIOS を使って表示していたけど、 ここで syscons の支配下に入ってしまったのね。 で、今まで、BIOS からは、 あたかも画面が表示できていて、 しかもキーボードも繋がっているように見せかけられていたから、 カーネルもシリアル経由で繋がっていると知る術がないという…。 まあ、今後の課題かもね。

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試しに、モニタを繋いでみると、たしかに起動はしている。

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ということでとりあえず、通常のようにモニタとキーボードを繋いで、 インストールだけはやってしまうことにしました。

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あ、シリアルコンソールを繋ぎっ放しにしていたら、 なんとそちらにも BIOS Setup の画面が出ている! 再度、おそるべし、Intel!

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BIOS setup に「Serial Console Redirection」と言う項目があって、 それがデフォルトで「Enabled」になっていました。 ちなみに、どうも LAN にもこの BIOS を出せるようです。 やっぱり Intel PXE (Perboot eXecution Environment) を使うのかな?

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さて、FreeBSD をインストールしましょう。 どうも、背面の 2 ポートのイーサは割り込みを共有しているようですが、 FreeBSD 4.1.1-RELEASE からは問題なく使用できるようです。

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しかし、このマシン、驚異的に速い! ports の展開というのは FreeBSD インストールの律速過程である、 というのは FreeBSD をインストールした経験のある方ならご存じでしょうが、 この画面。 ports のインストールがネットワーク経由の ftp インストールで、 なんと「78.7KBps」! こんな滅茶苦茶な値は未だに見たことないです。

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うーん、すごい。久しぶりにすごいものを見せてもらいました。


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