今日は写真はありません。
ちょっと CD を買ってきました。 まずは吉田知加『こうぶつ』。 レーベルは GIZA です。 うーむ。 というわけで、いまやいろんなところで、 ビーイング、ついに今度は林檎モドキ、 と言われてしまっているんですね。 そりゃ、 そっくりコピーしたわけではない (それやったら犯罪) から、 「○○が違う」、といえばその通りで、 違うっちゃ違うんだけど、 でもあれでやっぱり意識していないと言ったら怒るぞ。
で、聴いてみたんですけど、 「幸福論」シングルを最初に聴いたときのような衝撃は望むべくもないし…、 まあそもそも、 あんな存在感を出せる人がそうそうポコポコいるわけもないんだけど。 だいたい、 椎名林檎的雰囲気というのはもともとキッチュさとさまざまな音楽へのオマージュと、 当人のキャラクターと才能の滅茶苦茶なごった煮で出来ているんじゃないかと思うこともあり、 そう簡単に他人が真似できるようなタチのようなものではないと思うんだけどね。 そもそも似せようとしなければ最初から比較したりしないわけで、 むしろちょと似ていると思えば積極的にイメージの差異化を図らなければならない対象だと思うんだけど。
前にも書いたけど、 「似ている」というだけで否定の対象にはしたくないです。 でもそれはその「似せ」が良い意味で成功している時ね。 というわけで、 今回は興味で買ってみましたが、 現状ではセカンド以降は買う気はしていないなぁ。 よほど物凄いセカンド出してくれれば別だけど。
で、そういうのとゴッチャに語られることの多い矢井田瞳『Howling』。 元は関西限定 (グリコか?) のインディーズ盤ですね。 これ……、いいじゃないですか。 やっぱりこっちを素直にデビュー曲に持ってきても良かった気がするんだけど。 まあ、矢井田瞳は「似せ」をうまく話題づくりに使えた気がするし、 前作にしても、次に期待を持たせる出来だったし、 11 月のアルバムが楽しみです。 東芝 EMI も商売上手やね (^^;。
と、いうわけでもう一枚、松崎ナオ『月と細胞』。 相変わらず我が道を行く人ですねぇ。お勧め。 今回の 3 枚では一番好きかな。 この間のライブでは椎名林檎が乱入 (^^; したらしい。