Casio XV-3 の「緑化現象」(どちらかというと、 XV-3 というよりは、Casio のデジカメによくある傾向らしいのだが)に適当で、 バッチ処理の可能な「出来合いの」補正方法を探る。 とりあえず、netpbm パッケージの pnmgamma を利用することで、 だいぶいい感じになったので報告しておく。 同様の赤補正、青補正、緑補正、 マゼンタ補正、黄補正、シアン補正も用意しておくと便利かも知れない。
左が補正前、右が補正後、 補正方法は「pnmgamma 1.2 1.0 1.2」。 緑を弱めるのではなく、赤と青をガンマ補正で多少強めにしてみた。 これで、デジカメで撮影した写真を人間が目で見て、 ホワイトバランスが事後に一括補正できるようになったことになる。 スクリプトにこれを補佐する機能を付け加えておこう。
白さよりも、より「白熱電球らしさ」を生かした補正として、 二種類の補正を試みてみました。 左が「pnmgamma 1.3 1.0 0.8」、 右が「pnmgamma 1.1 0.8 0.7」となっている。 どうも右の補正が一番出来がいいように思われます。いい感じ。