ふと、現状の FreeBSD(98) 状態が気になったので、 家にもはや 1 台しかない NEC PC-98 シリーズである、 PC-9821 La10 に 4.1R-Rev01 のインストールを試みる。 うーん、Pentium 100MHz って、 こんなに遅かったっけ? とにもかくにも、 久しぶりに「format /5」でフロッピーをフォーマットし、 rawrite.exe 98 用で kern.flp と mfsroot.flp を書き込んだ。 一応、無事にブート。
このCD-ROM、使えないかなぁ、 なんて甘い期待をして、 とりあえずブートしてみるの図 (^^;。
ぬ、MFS フロッピーに交換しろとのサイン。
をを、何か妙な感じ。
カーネルがブートしてきた。 ん、wd? あ、そういえば FreeBSD(98) って、 IDE には ata ドライバではなく、wd ドライバを使っていたんですよね。
を、日本語メッセージを使うかという質問。 最初から日本語が出る機種は楽でいいなぁ (ひとりごと)。
と、思ったら、 いきなりデバイスのプローブを始められてしまった。 ぬぬ、PC 互換機用だと、 ここで PC カードの設定になるのだけれども、 98 版はまだインストーラの PC カード化が本家に採り入れられていないのですね。
デバッグメッセージにも、 インストールに使用できる CD-ROM が検出されたというメッセージはなし。
ということは、 DOS パーティションインストールをしろということね。 一応、このマシンのディスク、700MB しかないということで、 Windows のパーティションを drivespace で圧縮してあるため、 空きエリア少なく、DOS パーティションがインストールメディアに使えない…。 ということで、 邪魔な IE4 をアンインストールして、 drivespace の設定を調整して領域を稼ぐ。
と、いうことで、 H:\FreeBSD に、主要な配布ファイルを置いて、 再度挑戦。
インストールメディアには「DOS」を選択。
を、いったいった。
あ、いつの間にかこんな起動メニューがついていたのですね。 すごい。
しかし、やっぱりPCカードは認識しないうえ、 「machdep.pccard.pcic_irq="0"」も効かないため、 pcic の irq を 0 にしてカーネルを再構築。 しかしこれが、果てしなく遅い…。 いつまでかかるんやろ。
でもやっぱりダメ。 そうか、 まだ 98 版では PC カードはすっぴん FreeBSD ではあまり使えない状態なのだろうか? とりあえず、 BIOS Setup、じゃなかった (^^;、 「98ノートメニュー」で、 不要なデバイスを disable して、 IRQ を空け、/etc/pccard.conf で「irq ??」をいろいろ試してみたんだけど (しかも、この空いている IRQ という値が、 PC とは結構違っているため、ドキドキ)、 全然ダメ。 入れた途端にハング、抜いた途端に復活を繰り返す。 うーむ。困った。