タイムゾーン: +2H 日本との時差: -7H
さて、最近海外に行くことが多いので、 デジカメの充電にもなかなか気を使うことが多い。 ニッケル水素充電池の充電は結構時間がかかるため、 その間高価な電圧変換器を塞いでしまうのは少々困りものでありました。 ということで、新兵器、 富士フィルム製のワールドタイプ・ニッケル水素充電器を導入してしまいました。 これなら、占有するのはプラグ変換器だけで済みます。 便利便利。
さて、朝食はカメラを忘れてしまいましたので、明日に回します。 とりあえず、朝食を食べたらすぐに、 昨日閉店でしそこねた帰国便のリコンファーム電話を済ませました。 さて、これで一安心。
朝に若干雨がぱらついていたのですが、 10 時ごろには晴れてきました。 ホテルから少し北の方に歩くと、 旧西ベルリンの中心街、 クーダム (クーフェルシュタンダムの省略形) に着きます。 ここには、さまざまな飲食店やファッションのお店などが並んでおり、 ちょうど日本で言えば表参道みたいな場所です。
クーダムを少し東に歩くと、すぐにカイザー・ヴィルヘルム記念教会があります。 第二次大戦で破壊された姿のまま残されているこの建物は、 映画『ベルリン天使の詩』でも有名ですね。
このそばにある Tourlist Info コーナーで、 最新の S バーン (日本で言う国電、もとい「E電」)と U バーン (日本で言えば地下鉄) の路線図をもらい、 またこれらの 7 日間乗車券を購入。 東西統一後の交通の変化と、 街の中心街の移動、さらにボンからの首都機能移転に伴い、 どんどんベルリンの交通事情は変化しているらしく、 観光ガイドなどに頼らず、最新の情報を入手して動くことが必要なようです。
ベルリンの古い中央駅であるツォー (Zoo) 駅の名前の元になった動物園。 Zoo 駅は現在でもベルリンのターミナル駅としての役目を担っており、 まあ、東京で言えば色んな意味で上野駅。 ちなみに、ツォー駅の正式名称は Zoologisher Garten 駅。長い。 ツォー駅はベルリンでもガラの悪いエリアの代表格らしく、 ヤク中のたまり場らしい。 特に夜や早朝は危険とのこと。 まあ、東京でも上野駅近辺の治安はあまり誉められたものでもないし、 そういう意味での共通点も多いと思う (^^;。
後日談: 南の方のクロイツベルグも治安が悪いと言うが、 今回は 4 日目にクロイツベルグの端の方に立ち寄っただけなので、 本当かどうかはわからない (トルコ人が多い地域らしい)。 しかし、「いい街だ」という評価もあるので、 人による評価の価値観の違いかも知れない (たしかに 4 日目に寄った Schlesiches Tor 駅近辺は、 トルコ人系っぽい人がたくさんいたし、 ドネルケバブもたくさんあったが、 このあたりがクロイツベルグの東の端らしい)。
さらにクーダムを進み、 途中で北に曲がると戦勝記念碑の方に向かうことになる。
川の向こうにみえるのは東ベルリンのテレビ塔。
この川のほとりに、 バウハウス資料館というものがある。 今、実は日本フェアという感じのキャンペーンを色々なところでやっており、 ここでは今、"Advantgarde im Dialog: Bauhaus, Dada, und Expressionismus in Japan" というイベントをやっている。
というわけで、入ってみよう。
あ、火曜日は休み。残念。