さて、船が出港するとすぐに、 ウトロよりもさらにとんでもない景色が見えてきます。
船は結構なスピードで進んでいます。
火山性の岩が隆起した柱状節理の壁に、 冬の間の流氷による強烈な侵食が加わり、 高さ 100 〜 200 メートル以上にも達する断崖絶壁が延々と続きます。
侵食によると思われる巨大な洞窟もそこかしこに空いています。
写真では今一つ迫力が伝わらないかも知れませんが、 すごい場所です。
断崖があれば、当然滝ができます。 大小さまざまな滝が、海に流れ込んでいます。
さらに船は進みます。 オホーツク海、きれいですねぇ。
多少地形が変わってきました。 望遠鏡でのぞくと、またなかなか面白いです。 海岸沿いには、 おそらく漁師さんのための作業場みたいな小さな建物がポツリポツリと建っています (道はありません)。 ここまで奥地にくると、 おそらく陸は人間さまよりクマさんのものでしょう (^^;。
「タコ岩」だそうです。 確かに (^^;。
本日のベストショットかな?
山への雲のかかり方が、 なんか亜熱帯みたい。
さらに奥に船は進んでいきます。
そろそろ、知床半島の突端、知床岬が見えてきたようです。 あれだけ激しい地形の半島の先端にしては、 緩やかな草原なんですね。
さらに近づいていきます。
あ、岬の向うから再び国後島が見えてきました。
やってきました地の涯まで (^^;。
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