1999 年 8 月 20 日 (金) 渋谷

次は渋谷で夜景のテスト。 まだ慣れていないので多少ぶれているのはご容赦あれ。 DSC-SX150 は、感度が ISO 100〜400 相当に調整できるようになっており、 何と高感度にすると銀塩カメラのように粒子が粗くなる (ちなみに、少なくともついこの間までの筆者のデジカメに関する常識としては、 ISO 64 相当程度が主流というものだった)。 つまり、高感度モードになったときは、初期のメガピクセル機によくあったような、 ノイジーな CCD による画像のようになるのである。 いったい、どういう原理なのだろう?

DSC-SX150 は、標準状態ではオートでこの感度調整を行ってくれる。 明るいところでは画質優先、 暗いところでは感度優先で自動設定してくれるのである。 つまり、銀塩的表現で言えば、 あたりの明るさに応じて、 レンズだけではなく、フィルムの感度をも調整してくれるとも言えるだろう。 そのため、今までに私が使ったことのあるデジカメとしては、 驚異的な夜景の表現能力を持っている。

これらの作例では、ミキプルーンやエイブルの広告塔は、 完全に白く飛んでしまっているほどの高感度である。 また、全く照明がない広告 (たとえば一番左の写真の文化会館の壁面など) まで、 はっきりと読むことができる。 すごい。 動く電光掲示板がぶれていないことからも、 それなりの高速シャッターでこの絵が撮れていることがわかるだろう。

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DSC-SX150、私的な評価高し。


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