1999 年 7 月 24 日 (土) 自宅

うーん、再び FreeBSD の commit に関する備忘録。今回も結構多いっす。

src/release/boot_crunch.conf.pccard を boot_crunch.conf.generic の変更に追従。どうやら DHCP サポートに関連したものらしい。
src/sys/i386/conf/PCCARD を GENERIC の変更に追従。単なる xe ドライバの宣言位置の変更のみ。
動的にプールから確保した IRQ を開放しないバグの修正に対応する src/usr.sbin/pccard/pccardd/cardd.c。そういえばはるか昔に PAO で直っていたバグ。うーむ。まだこんなのが残っているのか…。
/etc/pccard.conf に iosize というキーワードを導入。freebsd-mobile での議論を反映して、PAO では cardio にあたるものだが、より本質的な部分を抽出して iosize という名前になった。
src/usr.sbin/pccard/pccardd/pccardd.c 中の -i オプションに関するコメントが逆の意味になっていたので修正。
"iosize auto" が動作しなかったため、src/usr.sbin/pccard/pccardd/cardd.h を変更。
Samba を 2.0.5a にアップデート
src/usr.sbin/pccard/pccardd/cardd.c に、はるか古代の hack が残っていたので消去。これがあると、config 行での flags 指定が上書きされてしまう。ちなみに、私が PC カードのコードをいじる前からあった hack で、PAO のごく初期に潰したもの。
さらにこの hack に関する src/usr.sbin/pccard/pccardd/cardd.c の修正。実は上書きではなく、そもそも config 行の flags 指定が書き込まれていなかったことが判明したため。

さて、3Com の 16bit 10/100 PC カード FastEther の 3C574TX が、 -current で動きました (なーんだ、3C589 とほとんど互換のチップに、自動認識 10/100 対応の MII トランシーバがついただけの代物なのね、やっぱり)。これも特に苦情がなければ -commit しようっと。

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