さて、一昨日のライブの影響もあってか、 またしても「無罪モラトリアム」がヘビロ状態になっています。 ちなみに「無罪モラトリアム」、「幸福論」(シングル)、 「歌舞伎町の女王」(マキシシングル)、 「ここでキスして。」(マキシシングル)と、連続で入れると、 ちょうど 70 分弱になって、MD 一枚に丁度良い長さになるのでありました。 まあ、19 曲で 70 分というのも、なかなかの短さだと思いますが。
いやはや、 リリースから 4 ヶ月たちましたが、 まだまだ定期的にヘビロ状態になるアルバムです。 くらくら。
ということで、近田春夫「考えるヒット 2」(文藝春秋社)です。 これは私も時々読んでいる週刊文春の連載をまとめたもので、 なかなか面白い連載だと思うのですが、 近田氏もやはり、98 年最大の衝撃は、 椎名林檎の登場であるということを述べています。 「歌舞伎町の女王」を「津軽海峡冬景色」と並べた評はなかなか考えさせられます。
考えてみれば、「歌舞伎町の女王」も「津軽海峡冬景色」も、 歌の中から映像が容易に浮かび上がってくるという点での共通点は確かにあり、 また、現実の地名とそれが持つ背景をうまく利用しているという点でも、 良く似ていると言えるかもしれませぬ。
ちなみに、時々勘違いする人も多いのですが、 「歌舞伎町の女王」の方が「ここでキスして。」よりずーっと新しい曲です。 英国放浪以降の新しい曲は、 ほとんど英語使っていないという傾向があるので、 わりと見分けがつきます (^^;。
「ガタメキラ」。「ガメラキタ」って読んじゃったぞ。
(と、近田春夫風にしめてみよう ^^;)