本日読了。貴志祐介「クリムゾンの迷宮」。 貴志祐介の小説はデビュー作の「13 番目の人格 -ISOLA-」から、 「黒い家」(例の和歌山の保険金事件で話題になったあの小説ですね)、 「天使の囀り」に至るまで、 ほぼリアルタイムに読んでいるのですが、 今回もほとんど出た途端に買ってしまいました。 今回のネタはロールプレイングゲーム、 しかも一時期流行った文庫本形式でのロールプレイングゲームなのですが、 実は私はロールプレイングゲームというやつが相当に嫌いで ^^;、 ほとんどやったことがないんですね。 あの FF8 も持っていませんし。
というわけで、 読みはじめたときは結構引いてしまっていたのですが、 なんのなんの、面白いです。 突然、 現実にロールプレイングゲームを再現した世界に投げ込まれてしまった男の物語。 でもこれだけ聞くと、やっぱり引いてしまうよなぁ ^^;。 これ以上書くとネタバレ指数が許容値を越えそうなので、やめておこう。 ツッコミどころには事欠かないけど、面白いのでお勧め。