頭脳パン抹茶クリーム味。最近は頭脳パンのバリエーションも多いですね。
さて、PAO3 リリース準備中のチャンドラを、 誤ってハードディスククラッシュさせてしまいました。 ショック。 気を取り直して、ついでに 850MB だったディスクを、 3.2GB に換装することにしました (うちには 2 つ、3.2GB の 2.5inch ディスクが落ちていたので、 買う必要はなかったのです)。 ちょっとチャンドラの分解は難しいので、 写真を入れて解説しましょう (難易度 A マイナスといったところか?)。
まずは電池とメモリを外します。
愛用の精密ドライバーセットを出してきました。
先に、ケース裏にある目立つネジを全て外します。 そのあとで、 キーボード左右にあるネジを二つ外し、 奥側のツメをマイナスドライバーなどを使って静かに外すと、 キーボードが浮いてきます。
キーボードを接続している、 奥側のフィルムケーブルを外します。 これは、普通の単純なストッパー (抜く方向にツメをずらすやつ) でとまっています。
さらに、スピーカーやトラックポイントを接続している、 コネクタやフィルムケーブルを外します。 ここで注意したいのは、 トラックポイントを接続しているフィルムケーブルのコネクタは、 通常とは異なるタイプのストッパーで止められていることです。 抜く方向にツメをずらすのではなく、 上の方にツメをはね上げることで外すことができます。 壊さないように気をつけましょう。
シリアルポートのフィルムケーブルも同様の特殊な構造です。 これも壊さないように気をつけましょう。
さらに、LCD を接続しているケーブルのコネクタを外します。 これは上に持ち上げるだけです。
マイクのコネクタも外しましたが、 HDD を交換するだけなら外す必要はないようです。
これから、マザーボードを本体に固定しているネジを全て抜いていきます。 ポイントは「全部のネジを抜いてはいけない」ということです。 むやみやたらにネジを抜くと、 あとで組み立てるときに非常に不都合が生じます。 まずは、CPU の放熱板を止めているネジを 3 つ抜きます。 すると、放熱板が外れます。 さらにその右上のネジを 1 本外します。
右下のネジも外します。
CardBus アダプタを本体に止めているネジ。
さらに、中央のプラスチック片を止めているネジ。
これだけ外すと、マザーボードが浮いてきます。 PC カードの取り出しバーを押しながら、 メモリ増設穴あたりから押し上げると簡単です。
これで、ハードディスクをスライドして取り出すことが可能となります。
ハードディスクは、 金属製のカバーがついた、8.5mm の 2.5inch HDD です。
入れるのは 9.5mm の 3.2GB ディスク。 こちらの方が 1mm 厚いので、金属板はつけずに入れます。
はい、入れました。
マザーボードも戻しましょう。
シリアルポートのフィルムケーブルを戻します。
CPU 放熱板をつけます。
マイクケーブルをつけ直します。
中央のプラスチック小片を戻します。
各種ネジを絞め直します。
スピーカーを繋いでいたケーブルと、 トラックポイントを繋いでいたフィルムケーブルを繋げ直します。
LCD、キーボードを繋いでいたフィルムケーブルも戻します。
試しに、電源を入れてみました。 オーケイ、新しいハードディスクも認識されてますね。
その他諸々のパーツを戻し、ケース裏、キーボード左右のネジを絞めましょう。
完了。
とりあえず、FreeBSD 3.1-RELEASE を入れてます。