1998 年 12 月 15 日 (火) 琵琶湖

さて、Internet Week 98 のために京都へ出発。 でも今日は実際は出張扱いではなく有給休暇で、 前日から出かけて一日目はゆったりしようという計画のなのである (9 時 30 分スタートなのに、 朝に東京を出て、 開始前に京都国際会館に着くというのは、はっきり言って無茶。 京都駅からさらに 30 分くらいかかるんだし)。

ま、それはともかくとして、 へへへへ。いっぺん乗ってみたかったのだ、の、500 系のぞみ。

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車内は丸くて飛行機みたい。

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さて、2 時間 14 分で京都に着いてしまいました。

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のぞみが出発。うーん、カッコいいぞ。500 系。

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さて、ほぼ一年ぶりの京都です。

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駅ビルもクリスマスムード。

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さて、一日目は私は「『幻の湖』を訪ねて」 というテーマを既に決めていたので、 荷物をコインロッカーに置いて、早速、湖西線に乗る。

映画「幻の湖」をご存じない方 (がほとんどだと思うが) に念のために解説すると、 「幻の湖」は、あまりに出来がすごくアレなために、 逆にマニアの間で伝説的な支持を得ている、 まさに、 日本の「ロッキーホラーショー」のような映画である。 もっとも「幻の湖」は、立派な文芸映画で、 松竹だかの 50 周年記念作品として作られた超大作映画であるというところは、 「ロッキーホラーショー」などとは大きく異なる。 映画自体については、「映画秘宝 底抜け超大作」等に詳しい。

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この映画のラスト近く、 主人公のソープ嬢、お市の方は、出刃包丁を持って、 雄琴から琵琶湖大橋まで約 4km を、 飼い犬のシロの仇である音楽家を走って追いかけるのである。 ただし、 マラソンのスタイルで、しかもちゃんと ペース配分にまで配慮してである。 「なぜ?」等と訊いてはいけない。文芸映画に理由などないのだ (本当か?)。

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雄琴の駅はまだ映画の中そのままですねぇ。

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あれ、この風景。映画で観たことあるような……。 おお、すばらしい。

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さて、琵琶湖大橋まで歩きましょう。

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右手に琵琶湖が見えます。

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湖畔に近い商店街を通ります。 別に映画に出たわけでもないのですが…。

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お、琵琶湖大橋が見えてきたぞ。

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おお、だいぶ近くなってきた。

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さあ、もうすぐだ。

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お、この階段は、あのずるずる階段だっ! (映画観ていない人には意味不明ですね。ごめんなさい。 マラソンの最後の方でもうヘタヘタになった主人公がここをのぼろうとするんだけど、 見事に途中でコケてズルズル落ちていくのです。 そのあまりの間抜けぶりは、 ぜひ映画を見ていないと分かっていただけないでしょう ^^;)

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おお! あの金網までちゃんとまだあるぞっ!

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再現 :-)。逃げる男、追う女。

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ああ、しかし金網が迫っており、行き止まりだ。 男は金網を揺する。すると実は開いている。逃げろ。

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(中断) あれ、突然この写真を撮っているときに白い犬がやってきた。 白い犬? ………白い犬、白い犬、白い犬、白い犬、…… 白い犬、走る女、白い犬。 (ごめんなさい、また映画観てないと全然分かりませんよね ^^;)

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そうだ、金網が開いた、逃げろ、逃げろ。

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う、この異様にきつい階段は何だ?

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45 度以上はありそうだ。

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うう、しかしこの傾斜はつらい。

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あ、(ずてっ)…べろべろべろべろ。

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うう、やっと上についたぞ、逃げろや逃げろ。

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う、もうダメだ…。

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ついに女は男を追い抜く (追い抜くなよ)。 「やったわ、シロ、ついにやったわよ」 (何をやったんだ?)。で、後ろを振り替えると 「琵琶湖に沈んだ女の恨み節など、おまえにわかるものか!」 出刃包丁を振かざし、ぶすっ。 ぷしゅう、と、マンガのように飛び散る血。 そこに突然……。

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まあ、あとは映画を観てのお楽しみに。 またどこかで上映しないかなぁ (ビデオはありません)。 しかし、ここからの眺めって、正直言ってすげえこわいぞ。 大型トラックが通ると、冗談ではなく揺れるし。

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例の階段と、ラストスパートの道全景。

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さて、そこから 1km くらい戻り、堅田の駅に着きました。

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京都に戻ってホテルにチェックイン。 わーい。一人でツイン部屋だ。 広くて嬉しいなぁ。

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さて、デジカメの電池も充電しましょう。

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てくてくエンジェル。24173 歩。

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ほそかわ たつみ <hosokawa@ntc.keio.ac.jp>
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