ちょっと最近 Celeron が気に入ってきたので、 自分用に Celeron のマシン (のパーツ) を買ってくる。
まずは NLX ケース + マザーボード (ASUS P2B-N) + 20x CD-ROM。 しめて 49,800 円 (ぷらっとホーム)。 まず、この値段は衝撃だ! ASUS P2B-N 440BX 搭載の NLX マザーボードで、 何とオンボードで ATI Rage 3D PRO AGP 8MB と、 Intel EtherExpress 100+ 相当のイーサネットと、 ESS の PCI サウンドチップを搭載している。
これが CD-ROM。ノート用の薄いやつだ。
リテンションキットは、Pentium II 用と Celeron 用の両方が付属。
その他ケーブルなどの付属品。
これがマザーボードのマニュアル。
何と、もう SECC2 (Celeron ライクなパッケージの Pentium II) が、 インストールガイドで触れられている。
じゃーん。ケース登場。
うれしいことに、取りつけが面倒な NLX のマザーボードは、 最初からケースに取りつけられている。
ライザーカードは PCIx2、または PCIx1 & ISAx1。
前面パネルを外して、そのあとディスクベイを外す。
これでマザーボードが剥き出しに。
ベースクロックは、66, 75, 83, 100, 103, 112, 133 が選択可能。 このあたりはやっぱり ASUS っぽい。 なにげに、メモリの電圧を 3.5V にするジャンパもある。 根性ないメモリのケツを叩くためですね。
CD-ROM、FDD (2,980 円) を取りつけました。
次はハードディスク。やっぱり、ヒトバシラーになるべく、 「オーバー 8GB ならとりあえず 10GB 程度…」、なんてせこいことは言わず、 いきなり Maxtor の 17GB IDE ディスクだ! さて、FreeBSD はきちんと認識できるのか? ちなみに 47,800 円。すごい時代になりましたねぇ。
CHS 表記には 8.4GB 分 (16383 Cyls, 16 Heads, 63 Sectors) しか書いていません。
このケース、FDD を取りつけた裏側に、 HDD をつけるようになっています。
CD-ROM はフィルムケーブルで接続。 さらにその上に FDD と HDD のフラットケーブルを配置していきます。
メモリと、Celeron 用リテンションキットをつけます。
さーて、Celeron 300AMHz です。 何と 11,200 円。すごい時代になってしまったものです。 ロット番号は 08431004。 1998 年 43 週の製品です。
秋葉原の User's Side で買ったのですが、その売り方が面白い。
まず
「37 週と 43 週のどっちにします?」
と聞かれて、
本当は 37 週の方が評判がいいらしいのですが、
あたらし物好きの私としては、
「43 週下さい」
と言ってしまいました。
で、そしたらビスケットの箱みたいに Celeron が並んでいる箱を出してきて、
「どれがいいですか?」
だそうです。さすがに生きのいい CPU はちょっと外見では分かりませんから、
ヤマカンで
「これ」
と指すわけですが、
ほとんど CPU の販売も、ナンバーズくじのようになっていますねぇ :-)。
Celeron 用 CPU ファン。 かなりしっかりしている (2,980 円 … だったと思う)。
注射器入りシリコングリス (500 円)。
このヒートシンクに Celeron をつける (もやは CPU にヒートシンクをつけるのではなく、 ヒートシンクの中に CPU を突っ込むといった雰囲気) と、 ありゃ、これはほとんど外見は Pentium II ですね。 ということで、ニセ Pentium II ヒートシンクと命名する。
これをつけると、Celeron 用リテンションキットでは合わなくなってしまい、 結局 Pentium II 用のリテンションキットをつけ直す。
で、すんなり入った。
温度センサーはどうでもいいのだが、 念のためにヒートシンクに張っておく。
ということで、これでほとんど組み立て終了。
IDE HDD auto detection が気持ちいいです。さすが 17GB。
さて、いきなりオーバークロックしましょう。 Celeron 300A の標準は 66 x 4.5 = 300MHz ですが、 これをいきなり 100 x 4.5 = 450MHz にしてみます。
Windows 98 の OEM 版を使って CD-ROM ブートでインストールしてみましょう。
と、思ったら、CD-ROM から起動したあとにこんなメッセージが出て進めません。
では、FreeBSD ではどうなのでしょう?
今度は Read Error です。
クロックを元に戻してやってみましたが、 結果は変わらないので、BIOS の El Torito の FD エミュレーションに関するバグのように思います。 というわけで、FreeBSD 3.0-RELEASE を、 フロッピーブートから CD-ROM インストールしました。 パーティションは、やはり over 8GB ヒトバシラーらしく、 後半 7MB に FreeBSD を入れてみるという切り方をしました。
インストール終了。
しかし、booteasy から F2 キーを押しても、 やはりと言うか何と言うか boot しない! どうしよう?? この先はまた続き。
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ほそかわ たつみ
<hosokawa@ntc.keio.ac.jp>
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