1998 年 12 月 10 日 (木) 自宅

ちょっと最近 Celeron が気に入ってきたので、 自分用に Celeron のマシン (のパーツ) を買ってくる。

まずは NLX ケース + マザーボード (ASUS P2B-N) + 20x CD-ROM。 しめて 49,800 円 (ぷらっとホーム)。 まず、この値段は衝撃だ! ASUS P2B-N 440BX 搭載の NLX マザーボードで、 何とオンボードで ATI Rage 3D PRO AGP 8MB と、 Intel EtherExpress 100+ 相当のイーサネットと、 ESS の PCI サウンドチップを搭載している。

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これが CD-ROM。ノート用の薄いやつだ。

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リテンションキットは、Pentium II 用と Celeron 用の両方が付属。

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その他ケーブルなどの付属品。

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これがマザーボードのマニュアル。

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何と、もう SECC2 (Celeron ライクなパッケージの Pentium II) が、 インストールガイドで触れられている。

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じゃーん。ケース登場。

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うれしいことに、取りつけが面倒な NLX のマザーボードは、 最初からケースに取りつけられている。

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ライザーカードは PCIx2、または PCIx1 & ISAx1。

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前面パネルを外して、そのあとディスクベイを外す。

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これでマザーボードが剥き出しに。

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ベースクロックは、66, 75, 83, 100, 103, 112, 133 が選択可能。 このあたりはやっぱり ASUS っぽい。 なにげに、メモリの電圧を 3.5V にするジャンパもある。 根性ないメモリのケツを叩くためですね。

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CD-ROM、FDD (2,980 円) を取りつけました。

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次はハードディスク。やっぱり、ヒトバシラーになるべく、 「オーバー 8GB ならとりあえず 10GB 程度…」、なんてせこいことは言わず、 いきなり Maxtor の 17GB IDE ディスクだ! さて、FreeBSD はきちんと認識できるのか? ちなみに 47,800 円。すごい時代になりましたねぇ。

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CHS 表記には 8.4GB 分 (16383 Cyls, 16 Heads, 63 Sectors) しか書いていません。

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このケース、FDD を取りつけた裏側に、 HDD をつけるようになっています。

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CD-ROM はフィルムケーブルで接続。 さらにその上に FDD と HDD のフラットケーブルを配置していきます。

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メモリと、Celeron 用リテンションキットをつけます。

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さーて、Celeron 300AMHz です。 何と 11,200 円。すごい時代になってしまったものです。 ロット番号は 08431004。 1998 年 43 週の製品です。

秋葉原の User's Side で買ったのですが、その売り方が面白い。 まず
「37 週と 43 週のどっちにします?」
と聞かれて、 本当は 37 週の方が評判がいいらしいのですが、 あたらし物好きの私としては、
「43 週下さい」
と言ってしまいました。 で、そしたらビスケットの箱みたいに Celeron が並んでいる箱を出してきて、
「どれがいいですか?」
だそうです。さすがに生きのいい CPU はちょっと外見では分かりませんから、 ヤマカンで
「これ」
と指すわけですが、 ほとんど CPU の販売も、ナンバーズくじのようになっていますねぇ :-)。

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Celeron 用 CPU ファン。 かなりしっかりしている (2,980 円 … だったと思う)。

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注射器入りシリコングリス (500 円)。

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このヒートシンクに Celeron をつける (もやは CPU にヒートシンクをつけるのではなく、 ヒートシンクの中に CPU を突っ込むといった雰囲気) と、 ありゃ、これはほとんど外見は Pentium II ですね。 ということで、ニセ Pentium II ヒートシンクと命名する。

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これをつけると、Celeron 用リテンションキットでは合わなくなってしまい、 結局 Pentium II 用のリテンションキットをつけ直す。

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で、すんなり入った。

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温度センサーはどうでもいいのだが、 念のためにヒートシンクに張っておく。

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ということで、これでほとんど組み立て終了。

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IDE HDD auto detection が気持ちいいです。さすが 17GB。

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さて、いきなりオーバークロックしましょう。 Celeron 300A の標準は 66 x 4.5 = 300MHz ですが、 これをいきなり 100 x 4.5 = 450MHz にしてみます。

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Windows 98 の OEM 版を使って CD-ROM ブートでインストールしてみましょう。

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と、思ったら、CD-ROM から起動したあとにこんなメッセージが出て進めません。

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では、FreeBSD ではどうなのでしょう?

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今度は Read Error です。

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クロックを元に戻してやってみましたが、 結果は変わらないので、BIOS の El Torito の FD エミュレーションに関するバグのように思います。 というわけで、FreeBSD 3.0-RELEASE を、 フロッピーブートから CD-ROM インストールしました。 パーティションは、やはり over 8GB ヒトバシラーらしく、 後半 7MB に FreeBSD を入れてみるという切り方をしました。

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インストール終了。

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しかし、booteasy から F2 キーを押しても、 やはりと言うか何と言うか boot しない! どうしよう?? この先はまた続き。

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ほそかわ たつみ <hosokawa@ntc.keio.ac.jp>
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