98 年 9 月 1 日 自宅

今日はマンガを買ってくる。よくみると全部スピリッツ系?

佐々木倫子「おたんこナース」第 6 巻
ついに完結?の「人間のお医者さん」、ことおたんこナースです。 相変わらず面白いですね。 特に医者と看護婦が衝突する回はサイコーでした。ふふ。

80x60 thumbnail image

伊藤潤二「うずまき」第 1 巻
「この街はうずまきに汚染されている」という、 謎のフレーズから始まる、 怪奇恐怖マンガ? かなぁ。 まるで毒電波を受けているような、 とにかく強引な世界観を展開して納得させる力業がすごい。 かなりお勧めですが、作者が毒電波に汚染されて、 あっちの世界に行ってしまうのではないかという点が、私は本気で心配です。 ねこぢるのマンガを読んだときも思ったけど、 アーキタイプの暴走を描くのは危険なんじゃないかなぁ。

80x60 thumbnail image

山本直樹「フラグメンツ III」
短編集です。 海馬氏が一瞬顔を出すくらいで、I, II 巻との連続性は全くありません。 ところで、山本直樹、っていうか森山塔がこれほど息の長い作家になるとは 15 年くらい前は全く想像もできませんでした。 当時から、ただのエロマンガ家ではなかったのは確かだと思いますが、 今では完全に独自の世界を作っていますね。

80x60 thumbnail image

榎本ナリコ「センチメントの季節」第 2 巻
秋の章の次はいきなり春の章です。 この作品も何か独自の味を出していいですね。 まあ、ヘンなストーリーもいっぱいあるのですが… :-)。 現在、スピリッツで夏の章を連載中。

80x60 thumbnail image


インデックスページに戻る
ほそかわ たつみ < hosokawa@ntc.keio.ac.jp >