今日はマンガを買ってくる。よくみると全部スピリッツ系?
佐々木倫子「おたんこナース」第 6 巻
ついに完結?の「人間のお医者さん」、ことおたんこナースです。
相変わらず面白いですね。
特に医者と看護婦が衝突する回はサイコーでした。ふふ。
伊藤潤二「うずまき」第 1 巻
「この街はうずまきに汚染されている」という、
謎のフレーズから始まる、
怪奇恐怖マンガ? かなぁ。
まるで毒電波を受けているような、
とにかく強引な世界観を展開して納得させる力業がすごい。
かなりお勧めですが、作者が毒電波に汚染されて、
あっちの世界に行ってしまうのではないかという点が、私は本気で心配です。
ねこぢるのマンガを読んだときも思ったけど、
アーキタイプの暴走を描くのは危険なんじゃないかなぁ。
山本直樹「フラグメンツ III」
短編集です。
海馬氏が一瞬顔を出すくらいで、I, II 巻との連続性は全くありません。
ところで、山本直樹、っていうか森山塔がこれほど息の長い作家になるとは
15 年くらい前は全く想像もできませんでした。
当時から、ただのエロマンガ家ではなかったのは確かだと思いますが、
今では完全に独自の世界を作っていますね。
榎本ナリコ「センチメントの季節」第 2 巻
秋の章の次はいきなり春の章です。
この作品も何か独自の味を出していいですね。
まあ、ヘンなストーリーもいっぱいあるのですが… :-)。
現在、スピリッツで夏の章を連載中。
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ほそかわ たつみ
< hosokawa@ntc.keio.ac.jp >