キネカ大森に、噂の北朝鮮映画「プルガサリ」を観に行く。
思ったよりずっと面白いストーリーでした。村人のために朝廷に逆らって刑死 した老人の最後の願いが産み出した大怪獣プルガサリ。その助けもあって村人 はついに朝廷を倒す。しかしその願いを達成したあとにプルガサリは…という 筋。
この映画の監督は確か後日アメリカに亡命したんですよね。ストーリーには非 常に現在の政権に対する皮肉が効いてるんですけどね、たぶん、この映画を作 らせた人達には、その皮肉が自分に向いているとは感じさせられなかったんじゃ ないかな?
以前の「金日成のパレード」(これってポーランド映画でしたっけ?) の例も ありますしね :-)。
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ほそかわ たつみ
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