さて、Lionで導入されたFileVault2、ディスク全体を暗号化できて便利なのですが、 ディスクユーティリティでファイルシステムのエラーが出た場合に、 どうやって修復するのかわからないままでした。 (諸事情で何度も強制電源OFFを繰り返したら、エラーが出てしまったのです)

Lionの通常の状態では、起動時にCmd⌘+Rを押してリカバリーパーティションから起動、 そこでディスクユーティリティを起動することで修復が可能となるわけですが、 FileVaultで暗号化されている起動ディスクの場合はパーティションがグレイアウトされていて選択できません。

しばらく悩んでいたのですが、やっと解決法を発見。 グレイアウトされていたパーティションをダブルクリックすると、 FileVault 2の解除パスワードを聞くダイアログが出てくるのです。

これで「ディスクを修復」が使えるようになり、 めでたくFileVault 2の起動ディスクを修復できるようになりました。

まあ、結果的にはよかったわけですが、 Appleさんも[KB] OS X Lion：FileVault 2 と Lion 復元機能を使うあたりに、 ちゃんとこういうことを書いておいてほしいなぁ。